スライドショーおすすめソフト5選 [無料&使える体験版]

スライドショーをパソコンで作成したいと考えたときに必ず必要になるのがスライドショー作成用のソフトです。スライドショーを作るためのアプリやソフトは色々ありますが、動画編集をメインとしたものやスライドショーだけに特化したものなど様々あって迷ってしまいますよね。ソフト選びを間違うと、実際にスライドショーを作成するのがとても大変になってしまったり、機能が不足していて理想とするスライドショーがそもそも作れないという事にもなりかねません。

このページではスライドショーを作るときにおススメのソフトを、「無料」か「体験版だけど制限なく普通に使える」ものをまとめて5つご紹介しています。

スライドショーを作れるおススメソフト5選

スライドショーと一言にいっても、実際の見た目や求めるクオリティというのには色々とばらつきがあるかと思います。有料のソフトも含まれていますが、無料体験版が機能制限無しで使えるソフトのみに厳選しているので、有料だと諦めずに、機能制限のない無料体験期間中だけでスライドショーを完成させてしまうことも考えてみても良いかもしれませんよ。

おススメするソフトは以下の5つです。理由をご紹介しています。

AfterEffects

早速有料ソフト!?とあきらめることなかれ。

機能制限無しで使える無料体験版が用意されています。というかAdobe製品の無料体験版は製品版のソフトに日数制限が設けられているだけなので、体験版でもムービーの出力まで何の制限もなくフルに全ての機能を使えます。

なぜAfterEffectsがおすすめなのかという理由ですが、

それは無料体験版が機能制限なく使えることに加えて、スライドショーを作成できるテンプレートを追加して簡単にムービーを完成することが出来るからです。

通常よくある動画編集ソフト内の内臓テンプレートとは違って、プロが作成したハイクオリティな外部のスライドショーテンプレートを自由に読み込んで編集することが出来るのでスライドショーのクオリティも高いです。

仮にスライドショー作成用のソフトを購入したり無料でダウンロードしたとしても、結局はスライドショーを作るための手間と時間が大きくて実際の編集作業は本当にとても大変です。そして素人が編集するので、時間の割には大したクオリティにならないというのが現実でもあります。

しかしAfterEffectsのように内蔵のテンプレートだけではなくて、外部から新しいスライドショーテンプレートを読み込んで利用できるソフトを活用すると、自分たちが作りたいスライドショーのテンプレートを探して使うだけで、面倒な編集作業は無しで簡単にスライドショーを完成できます。

例えばこんなのはどうでしょう?

スライドショー作成用のテンプレートを使うと、無料で使える体験期間でも日数が余るほど余裕をもって編集が出来るので、本気でおススメです。

加えてもう一つ理由をあげるならば、他に存在するどんな動画編集ソフトよりも、例えばPremiereProやFinalCutProなどのプロ用のソフトよりも高機能なモーション作成や合成機能が搭載されているので、ほぼほぼどんな表現でも作ることが出来るという点もAfterEffectsを選ぶべき理由になります。

例えば後述するムービーメーカーやiMovieでは同時に画面内に配置できる写真が1枚とか2枚までという機能上の制約があるので、プロがどれだけ頑張ったところでムービーメーカーやiMovieではハイクオリティなスライドショーを作るのは不可能です。

AfterEffectsを使うとモザイク画でも、イラストのダンスでも、爆発VFXものでも、可愛いイラストが動くといったスライドショーでも、鬼滅の刃風のスライドショーでも、半沢直樹風のスライドショーでも、何でも作れます。

「理想的なテンプレートを探す」という作業だけでスライドショー作成作業のほとんどが終わってしまうので、これはお勧めしない訳にはいかないです。テンプレート見つけて、差し替えて、完成という流れです。

PowerPoint

こちらも有料ソフトとして認知されているソフトですが、無料体験版を機能制限なくフル機能使えるという事をご存じの方は少ないかもしれません。

パワーポイントはプレゼンテーション用のスライドを作成するソフトとして有名ですが、最近のバージョンでは動画として出力できる機能が搭載されているので、ムービーを作成することも簡単に出来ます。

元々、写真や図形そしてテキストやグラフといった様々な要素を画面内に配置させてアニメーションさせるという機能に特化したソフトウェアなので、写真をフェードインさせて表示したり、影や輪郭線を加えたりといったスライドショー作成でよく使われる機能も全て標準装備です。

動画編集こそ出来ませんが、写真をたくさん使ったスライドショーを作成するという観点だけで見ると、パワーポイントも超おススメな選択肢になります。

パワーポイントが他のソフトと比較して優れている点は、パワーポイント内で「スライド」と呼ばれる1つのページ内にたくさんの写真を配置することが出来るという点です。

他の動画編集ソフトの中で特にiMovieやムービーメーカーといった無料のもの、スマホのアプリなども、1画面の中に複数の写真を同時に配置してコントロールするという機能が搭載されていないか、搭載されていても枚数が2枚までとかなり少ないものがとても多いです。

その点パワーポイントでは1つのスライド内に2枚でも3枚でも10枚でも写真を配置することが出来るので、大量の写真を1つの画面内に表示しながらスライドショーを作っていきたいという方にはとてもお勧めできます。

さらにはパワーポイントもスライドショー用のテンプレートが結構出ているので、テンプレートを使えば作るのが簡単という点も大きなメリットの1つになります。

iMovie

iMovieはiPhoneでも使える手軽にスライドショーを作ることが出来るソフト及びアプリになります。

mac版とiphone版とで機能に差があり、パソコンのmac版で使えるiMovieの方が高機能になります。

iMovieでは写真1枚1枚に対して自由なズームを付けることが出来るkenBurnsエフェクトがあるので、ズーム付きのスムーズなスライドショーを作りやすくなっています。

このズームエフェクトや各写真同士のつながりに加えるトランジション効果も、一括してまとめて挿入することもできるので、大量の写真を使ったスライドショーでも比較的簡単に作ることが出来ます。

iMovieではピクチャインピクチャエフェクトを用いて、1つの写真や動画の上にもう1つの写真や動画を配置することが出来るので、同時に2枚までの写真を画面内で配置することが出来ます。

写真以外のファイルを重ねれば、ハートや星、手書きのイラストといったアイコンのようなエフェクト効果も加えることが出来るので、かわいいスライドショーを作りたいという場合にもおススメです。

フォト

Windows10が主流となっている2021年現在では、かつてWindows環境で主流だったムービーメーカーは利用できなくなっています。

Windows10に標準搭載のフォトはムービーメーカーに代わるほどの機能は持っていませんが、単純なスライドショーを作成するだけであれば問題なく作成できます。

フォト内に写真を取り込んでスライドショーを作成するだけなので、誰でも簡単にズーム付きのスライドショーを作成可能です。

とにかく簡単!というのが特徴です。そして完全無料。

クオリティの限界はかなり低いのも事実なので、単純に写真が切り替わるだけのスライドショーで良いという場合のみ有効に活用すると良いでしょう。

ムービーメーカー

かつてWindowsユーザーであれば誰でも利用することが出来た無料の動画編集ソフトです。

今はもう公式な配布が終了していますが、ネット上を探すとまだまだコピーされたファイルが残っているので、使おうと思えば使えます。

ムービーメーカーでは写真に対してズームを加えたり、トランジション効果を付けることが出来ます。元々は動画編集ソフトなので、動画も途中に入れ込むことが簡単にできるのも動画を使いたいユーザーにとっては利点かもしれません。

写真1枚とテキスト1個というのが基本レイアウトで、それ以上の重ね合わせは機能的に出来ません。合成の機能も一切ありません。しかし無料です。

そのため背景に自由な形の帯を置いたテキストや、デザイン性のあるスライドショー、かっこいいエフェクトなどは全部機能的に不可能です。

シンプルなスライドショーを簡単に作成したいという方はムービーメーカーを選んでみてもよいと思いますよ。

まとめ

スライドショーを作成できるソフトには色々と種類がありますが、無料体験版でも有効活用できるものがあるということをご存じの方は意外と少なかったかもしれません。

スマホとパソコンを比較した場合、パソコンの方が元々の性能が高いので、アプリよりもパソコンのソフトの方が高機能な編集が出来ることが多いです。

スライドショーを作成し始めると、意外と細かいところが気になってこだわった編集がしたくなるものなので、ソフトが持っている機能は出来るだけ高いものを選んでおく方が良いのかなとも個人的には思います。

冒頭で紹介したAfterEffectsはその点機能面では最上位なので、AfterEffects×テンプレートというスライドショーの作成スタイルを是非お勧めしたいです。

良いスライドショーが完成するといいですね。

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