Windowsムービーメーカーを使ってYoutubeに動画をアップしたいという方もたくさんおられます。WindowsムービーメーカーでもYoutube用の動画を編集して直接アップロードすることが出来ます。ムービーメーカーでは動画のカット編集やスライドショーの作成がとても得意で尚且つ簡単にできるので、youtubeに日々アップしていく動画編集作業を出来るだけ簡単にしたいという方にはムービーメーカーはとてもお勧めできる動画編集ソフトです。このページではWindowsムービーメーカーを使ってYoutube用の動画編集を行い、Youtubeにアップロードする方法をご紹介しています。
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ムービーメーカーでYoutube動画を編集する方法
Windowsムービーメーカーでは動画クリップを取り込んでカット編集を簡単に行っていく事が出来ます。撮影した動画がメインで、動画編集は簡単なカット編集が出来れば十分というYoutuberの方はムービーメーカーを使っていくのもおすすめです。具体的なカット編集の方法を見ていきましょう。
ムービーメーカーのインストールと起動
ムービーメーカーでYoutube動画の編集を始めるためにはそもそもの話ですがムービーメーカーが必ず必要です。2017年以降公式リリースのファイルがなくなってしまったので、一番最初の入手の方法が最も手ごわいステップになるかもしれません。Windows10環境でもムービーメーカーでYoutubeの編集が出来るので、ムービーメーカーをダウンロードしてインストールしてから起動を行いましょう。
Youtube動画の編集で使う素材の取り込み
ムービーメーカーでYoutube動画の作成を行う動画コンテンツをまずムービーメーカーの中に取り込みます。Youtubeからダウンロードした動画クリップでも、自分で撮影したyoutube動画や写真などもまとめて取り込むことが出来ます。パソコン内で複数の素材を選択してまとめてドラッグして取り込む方法がもっとも簡単です。
動画の順番整理
Youtube動画の編集プロジェクトとして適切な順番に動画や写真クリップを整理していきます。取り込んだ動画や写真はドラッグして簡単に順番を入れ替えることができますので、ざっくりと素材の順番をまず整理しておきましょう。
動画の不要なシーンのカット(トリミング)
youtube動画用に撮影した素材であれば、動画内の使えるシーンと使えないシーンとをしっかりと選別してトリミングしていく必要があります。動画内の不要な部分を除去するためにはトリムツールと呼ばれる機能を使ってトリミングを行うことで編集します。
隣にある「分割」メニューもYoutube用に撮影した動画を分割して編集する際に活用することが出来ます。
エフェクト効果の追加
Youtubeにアップする動画にデザイン的な編集をさらに加えたいようであれば、「視覚効果」の項目からエフェクト効果を追加することが出来ます。ムービーメーカー内に予め用意されているエフェクトにはモザイクやぼかしといったものや、色を変更する為のエフェクトがいくつか用意されています。Youtubeにはたくさんの動画がアップされているので、エフェクトを活用して他の人と違う見た目や編集を行ってキャッチーにすることもできるかもしれません。
アニメーション効果の挿入
アニメーションタブからは動画や写真にズームやパンのアニメーションを加えることが出来ます。youtube動画の中に写真を入れ込みたい時にはパンやズームのアニメーションも加えてあげると自然な写真の表示が出来ます。ムービーメーカーでは細かいアニメーションが作れない、調整できない、という弱点があります。Youtube動画用の動画編集ソフトにムービーメーカーを選ぶ場合にはムービーメーカーの限界も考慮しつつ、出来る編集を行いましょう。
トランジション効果の挿入
Youtube動画のシーン切り替え時に切り替えのアニメーションを加えることが出来ます。時間の経過を感じさせるトランジションや、移動を感じさせるトランジションなど、動画編集次第でYoutube動画に色々な編集効果を付けることが出来ます。視聴者が理解しやすい動画編集になるように、工夫してトランジションを追加していきましょう。
タイトルの追加と編集
Youtube動画ではタイトルも他の人よりよりキャッチーなものにしてあげると視聴回数が増える傾向にあるといわれています。Youtube内のタイトルももちろん大切ですが、ムービーメーカーでは動画内にタイトルを埋め込むためにテキストを自由に配置することも出来ます。ホームタブ内の「タイトル」をクリックすると、黒い背景画像と一緒にテキストを追加することが出来ます。背景の黒い画像は必ずしも利用しなくてはならないものではないので、Youtubeの自分のチャンネルであることが印象付けるオリジナルの背景画像や動画に差し替えて、自分だけのyoutubeタイトルを作ると良いでしょう。
キャプションの追加と編集
Youtube動画の中にテキストによる説明や字幕を加えたい場合には、キャプションからテキストを挿入していくと便利です。画面内のどこにでもキャプションを配置できるので、編集しているYoutube動画の構成に合わせて適切な位置にキャプションを配置していきましょう。
キャプションのアニメーション編集
キャプションを挿入したらそのテキストにアニメーションやデザイン的な表現を追加することも出来ます。ムービーメーカー内に予めテキスト専用のアニメーションがいくつか用意されているので、編集しているYoutube動画に適切なアニメーションやデザインを加えましょう。
ムービーメーカーからYoutubeに動画をアップする方法
ムービーメーカーで動画編集が完成したら、いよいよYoutubeに完成した動画をアップしていきます。ムービーメーカーではYoutubeに直接完成した動画をアップロードすることも出来ますし、一度パソコン内に動画ファイルを書き出ししてからそのあとにYoutubeに動画をアップロードすることも出来ます。
動画のパソコン内への書き出し
ムービーをパソコン内に一度書き出す場合には「ホーム」タブ内の「ムービーの保存」から行います。パソコン内で一度再生の確認をしてからYoutubeにアップしたい方や、動画のバックアップデータをパソコン内に保管しておきたい方は一度パソコン内に書きだす方が良いでしょう。
書き出しの設定
ムービーメーカーの書き出し設定の画面には、書き出し用の設定が予めいくつか用意されています。出来るだけ高解像度かつこうビットレートの設定で書き出しておくとYoutubeでよりきれいな動画を見ることが出来るようになります。「高解像度ディスプレイ用」で「mp4」を選択して書き出す設定は最も標準的で画質も良い書き出し方法です。
動画を直接Youtubeにアップする方法
一度パソコンの中に書き出してから再度Youtubeにアップするという方法の場合だと、書き出しの完了まで数分から数十分程度まってから、もう一度Youtubeにアップする手間が生じます。ムービーメーカーでYoutube用の動画を本格的にかつ定期的に編集していかれる方はムービーメーカーにYoutubeのアカウントを登録してしまうと、直接アップロードまで完了させてしまうことも出来ます。
「ホーム」タブの「共有」メニュー部分をクリックするとYoutubeへのアップロード用のメニューが表示されます。Youtubeをクリックしてから表示される次のメニューでまずMicrosoftアカウントを入力します。ウィンドウズのアカウントでログインできます。
次に表示されるメニュー画面に従ってYoutubeのアカウントを登録しましょう。これでムービーメーカーから一度パソコン内に動画を書き出すことなく直接Youtubeに動画をアップロードさせることが出来るようになります。
Youtubeアカウントにログインできない場合の対処
Youtube用のアカウントを入力してもログインできないというケースもあります。Googleのセキュリティの問題でムービーメーカーからのログインがはじかれるというケースです。この場合には以下のURLにアクセスしてアプリからのアクセス制限を解除してあげるとログインが出来るようになります。
https://www.google.com/settings/security/lesssecureapps
ムービーメーカーでYoutuberデビュー
Youtubeで公開されている動画の多くは基本的なカット編集のみで作られているケースがとても多いです。基本的なカット編集というのはPremiereProであろうがiMovieであろうがムービーメーカーであろうが、やることも結果もほとんど一緒です。不要な部分を除去して視聴者に見せたい領域だけを残していくという簡単な編集作業なので、仮に動画編集ソフトがムービーメーカーであったとしてもそれほど問題にはなりません。違いがあるとすればタイトルを作ったりやエフェクト効果やアニメーションをどの程度自由に作れるのかといった違いで、カット編集に関してはそれほど大きな違いはありません。
ムービーメーカーだけを使って人気Youtuberになりあがっていく事も動画のアイデア次第で十分可能だと思います。動画編集の技術よりも撮影する動画コンテンツの方がはるかに重要なので、ムービーメーカーでYoutube動画を編集される方は撮影素材が出来るだけ面白くなるように工夫して撮影を行いましょう。
ムービーメーカーを活用してYoutubeでも人気がでるといいですね。撮影と動画編集を楽しみながら頑張っていきましょう。