ムービーメーカーでフェードインする方法

Windowsのムービーメーカーで動画編集を行っている方の多くがムービーメーカーのフェードインの機能も活用しておられることと思います。ムービーメーカーではフェードインの編集も簡単に行うことが出来ます。フェードアウトと組み合わせることによるクロスフェードの編集ももちろん可能です。ムービーメーカーでフェードイン編集を行う方法にはいくつかありますが、どの方法でも似たようなフェードイン効果を生むことが出来ます。このページではムービーメーカーで出来るフェードインの編集についてピックアップしてご紹介しています。

ムービーメーカーでフェードインを適用する

フェードイン効果によって写真や動画を表示させる方法は動画編集の際の様々なシーンで使われる編集方法です。白い背景からゆっくりと写真が表示されてきたり、黒い背景画像で数秒の間を作ってから写真や動画を表示させたりといったフェードインの技法を使った動画編集がよく行われています。ムービーメーカーでもこのフェードイン編集が可能です。ムービーメーカーでは主にトランジションアニメーションとして容易されている一覧から選択することでフェードインを適用していきます。

フェードインできるトランジション「ぼかし(黒へ)」

トランジションとして用意されている「ぼかし(黒へ)」は最も簡単にフェードイン効果を付けることが出来るトランジションです。「ぼかし(黒へ)」を最初の動画に適用すると黒い色からフェードインして動画や写真が表示されてくる状態になります。簡単にフェードイン効果を挿入したい場合にはこの「ぼかし(黒へ)」がおススメです。

フェードインが出来るトランジション「クロスフェード」

ムービーメーカーでフェードインの編集を行う場合に有効な方法の他の1つが「クロスフェード」トランジションです。このクロスフェードトランジションも冒頭のビデオや写真クリップに適用するだけで簡単にフェードイン効果を付けることが出来ます。クロスフェード効果を使う場合は、フェードイン効果を付けたいクリップの前にお好みの色の画像を配置しておくことで黒以外の色を使ったフェードイン効果もつけることが出来ます。フェードインの時間を調整したりと編集の幅が広がるのでクロスフェードの方が使いやすいかもしれません。

ムービーメーカーでフェードイン編集

黒い画面や白い画面など、自由な色からフェードイン編集を行うことが出来ます。「ぼかし(黒へ)」を使ったフェードイン効果では黒い画面からのみのフェードイン効果になります。クロスフェード効果と背景画像を組み合わせると自由な色からのフェードイン効果を作ることが出来ます。ここでは一例として白い画面からフェードインしてくる効果を加えてみます。

白い画像を挿入する

何も映っていない白い背景色だけを挿入します。この例では白い色からのフェードイン効果を作成しますので白い背景色を利用しますが、お好みで自由な背景色を選択してください。

背景色の挿入を行う場合には「ホーム」タブを開き「タイトル」をまず挿入します。標準設定ではタイトルテキストと一緒に黒い画像が挿入されることになっています。テキストは削除します。

次に黒い背景色をダブルクリックすると表示される「ビデオツール>編集」タブ内にある「背景色」をクリックすると自由な背景色に変更することが出来ます。

白い背景と動画クリップをクロスフェードでつなぎます

白い背景画像と動画や写真などの本編用のクリップをクロスフェードトランジションでつなぎます。すると白い背景から徐々に写真や動画が表れてくるフェードイン効果が完成します。背景色を自由に変更したり背景色の表示時間を調整することで、フェード効果の色やタイミングなどを自由に調整できる方法です。

  • 白い背景色
  • 写真や動画

を用意してあげて、その間をクロスフェードでつなぐというフェードイン効果です。

フェードイン効果が適用されました

フェードイン効果が適用されて白い背景色から徐々に写真や動画が表示されてくる状態になったことを確認できます。背景色を利用するフェードイン効果は、色やタイミングと長さを自由に調整できるので応用がしやすい編集方法です。

ムービーメーカーでもフェードイン効果が作れる

ムービーメーカーでもトランジション効果や背景色と組み合わせることによって、様々な色と時間の長さを持ったフェードイン効果を作ることが出来ます。ムービーメーカーで動画編集を行われる方の多くが何らかのフェード効果を利用されることと思います。フェードインやフェードアウトのトランジションを組わせてクロスフェードさせたり、背景色と組み合わせることで白くしたり黒くしたりといった編集が出来ます。

ムービーメーカーの動画編集の機能は限定的ではありますが、トランジション効果としてよく使われるフェードインやフェードアウト効果が作れるのはありがたい点です。フェード効果はよく使う効果の1つなので、ムービーメーカーを使って動画編集を行われる方は是非マスターしておきましょう。

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