iMovieでは動画クリップの再生速度の変更も行うことが出来ます。早送りにして歩いているだけといった単調なシーンを一気に見せて時間の経過を表現したり、変な踊りやダンスの表現も早送りにすることでさらに面白く編集するといったことも可能です。このページではiMovieの再生速度変更の機能を使って動画クリップの再生速度を変更し、早送りにする方法についてをご紹介しています。
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iMovieで早送りを適用する
早送りを適用したいクリップを選択する
タイムラインに取り込んで現在編集中のクリップの中から、早送りにしたいクリップをまず1つ選択する必要があります。
早送りの適用メニュー
iMovieの上部メニュー「変更>早送り」から早送りの適用が出来ます。クリップを選択してから早送りを適用しましょう。
早送りの速度選択
iMovieの早送り機能は[2×][4×][8×][20×]の4種類が用意されています。この4種類以外にも細かく後から自由な早さに速度調整することが出来ますので、ここではひとまずの速度でも大丈夫です。
早送りの速度調整
iMovieで早送りメニューから適用すると、[2×][4×][8×][20×]のいずれかの速度になっていますが任意で後から再調整することが出来ます。
早送りの速度を後から変更する簡単な方法
再生速度を後から変更する場合には、動画クリップの上に表示された「うさぎ」のアイコンをクリックすることで変更できます。
速度調整メニューから好みのものを選択しましょう。早送りの速度を変更することが出来ます。この方法では4種類の中から選ぶのみとなります。
早送りする速度を自由に変更する場合
速度の項目を「カスタム」に変更し、表示されるボックスに任意のパーセントを入力することでも速度の調整が出来ます。「200%」と入力すれば速度が倍の早送りになります。「25%で4分の1のスロー再生」「150%で1.5倍の早送り」など自由な速度調整が出来ます。必要な速度を自由に入力しましょう。例えば以下の画像のように「180%」といった微妙な速度調整も可能です。BGMと長さを合わせる時などには細かい調整機能が役立ちます。
直感的にドラッグで速度を自由に調整する場合
「早送り」の項目にチェックを入れると「速度エディタ」と呼ばれる速度調整をドラッグで調整できるナビゲーションが表示されます。このポイントをドラッグして左右に動かすことでも直感的な速度調整が出来ます。速度エディタは「クリップを右クリック>速度エディタを表示」のメニューからも表示することが出来ます。BGMとの同期を行う場合などにはこのタイムライン上でドラッグして編集する手法が便利です。
音の高さを一定に保つ方法
通常動画素材を早送り再生すると、内部に含まれている音声の高さが高く細い音に変わってしまいます。早送りしたことによって音の高さが変わってしまった場合も、音の高さだけを元に戻すことが出来ます。
音の高さをコントロールするメニュー
早送りを適用したクリップに表示される「うさぎ」のアイコンをクリックすると、音の高さを保持するかどうかを選択することが出来ます。ここから「ピッチを保持」の項目にチェックを入れると、音の高さを維持出来ます。
早送り再生を動画編集で活用する場合には、あえて音のピッチが高い方が早送り再生「らしさ」が出て面白い表現が作成できるかもしれません。早送りした時に音の高さは変えない場合だけ、「ピッチを保持」にチェックを入れて音の高さを元に戻しましょう。