AviUtlを使い始める前に初期設定を2つしておくと今後の編集がスムーズにいきます。特に元々の標準設定の状態ではフルHD解像度の動画ファイルを読み込むことが出来ません。フルHD解像度の動画クリップを利用したり500万画素程度の写真データを利用することもあるはずです。初期設定の状態では解像度の制限があることによってファイルの読み込みが出来ませんので、読み込み可能な解像度の設定も含めて行っておきましょう。
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最大画像サイズの設定
1280×720までしか読み込めない設定
AviUtlの初期設定では1280×720の解像度の画像や動画しか読み込むことが出来ない設定になっています。これに対してフルHDの動画や画像の解像度は1920×1080です。その為AviUtlの初期設定ではフルハイビジョン解像度以上の動画や写真データを読み込むことが出来ません。これはふるハイビジョン解像度が一般的になっている2019年現在ではとても使いづらい設定なので、フルハイビジョン解像度の素材を読み込めるように設定しておきましょう。
フルハイビジョンに対応させる
aviUtlのメニュー「ファイル>環境設定>システムの設定」から進み、メニューを表示させます。このメニュー内に「最大画像サイズ」という項目が表示されていますので、ここに「幅:1920/高さ:1080」と入力しておきましょう。4Kなどもっと大きな解像度を扱う予定の場合には幅も高さも4000程度(最大の設定なので基本自由な数値でOKです)に設定しおくと良いでしょう。
再生をメインウィンドウで行う設定
aviUtlを開いたときに再生ボタンはどこにあるのか迷われた方も多いかもしれません。aviUtlの標準の状態では再生ボタンは「表示>再生ウィンドウの表示」から別途表示させる必要があります。動画を扱うソフトなので再生ボタンは頻繁に使います。使いやすいところにあると大変便利になりますので、その設定も先に行っておきましょう。
再生設定
「ファイル>環境設定>システムの設定」から設定メニューを開きます。この中の「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」の項目にチェックを入れます。これで、再生ウィンドウを表示させなくてもメインウィンドウ内で再生絵ができるようになります。
設定を反映させるために再起動
これはとても大切な点になりますが、AviUtlでは設定を変更した場合に必ず再起動が必要になります。再起動といってもWindowsの電源の事ではなく、aviUtl単体の再起動です。一度閉じてからもう一度aviUtlを起動しましょう。
再起動を行うと変更した設定内容が保持された状態で起動します。設定を変えたのに何も変化がない場合には再起動が出来ていないケースがほとんどですので、大切な点として覚えておきましょう。