AviUtlでフレームレートを変更する方法

AviUtlでは動画のフレームレートを変更することも出来ます。基本的には30fps(29.97fps)の動画がほとんどですが、これらのコマ数を落とすことで意図的にカクカクとした動きに変更してコマ撮り風の質感にしたり、データ容量を少なくしたりすることが出来ます。このページではAviUtlを使ってフレームレートを変更する方法についてご紹介しています。

フレームレートとは?

フレームレートとは1秒間に表示するフレームの数の事を指します。単位はfpsです。一般的には約30フレームの動画がほとんどですが、これは毎秒30枚のパラパラ漫画を見続けていることを意味しています。画像が連続して表示されている状態が動画の本質ということです。

このフレームレートは日本のテレビでは29.97fps、映画では24fpsなどと規格によってさまざまで、また後から変更することも可能です。aviUtlにもフレームレート変更の機能が備わっています。

AviUtlでフレームレートを変更する方法

フレームレート変更のメニュー

「変更>フレームレートの変更」からフレームレートの変更が出来ます。30fpsの動画を映画と同じ24fpsやカクカクとした動きになる10fpsなどに変更が出来ます。希望のフレームレートを選択するだけです。

  • 24fps<-30fps(4/5)
  • 20fps<-30fps(2/3)
  • 15fps<-30fps(2/5)
  • 12fps<-30fps(2/5)
  • 10fps<-30fps(1/3)

ポイント:映画やアニメは元々24fps

映画やアニメ作品ではもともとのフレームレートが24fpsで、テレビ放送の為に2-3プルダウンという手法で余分なフレームを足して約30fpsの動画に変更されています。あまりこだわらなければ特に問題の無い点ですが、もともとのフレームレート24fpsにどうしても戻したいという場合には、24fpsに変更してしまうことも可能です。テレビの録画の場合にはインターレースの除去も併せて行った方が良いでしょう。

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