タイムラインに挿入した動画や写真クリップにはタイトルテキストを入れたり、字幕文字としてテロップを挿入したりすることも出来ます。結婚式で生い立ちを紹介するムービーでも利用されるコメントのテキストなどもiMovieで挿入することが出来ます。iPhoneやiPad版のiMovieに限らずマック版であっても、テキストの自由な配置が出来ない為に少し厄介な点があるのは否めませんが、このページではその点も含めてiMovieでテロップ文字を挿入する方法についてご紹介しています。
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iPhone版iMovieにテロップ文字を挿入する方法
まずはクリップを選択します
iMovieではタイトル文字テロップの挿入は各クリップ単位で行っていきます。そのためコメントテキストを挿入する為には動画や写真クリップをまず選択する必要があります。
タイトルを挿入するメニュー
文字やテロップを挿入する為に必要となるアイコンは下部に「タイトル」アイコンとして表示されています。タイトルアイコンをタップするとタイトルのスタイルを選択できるようになります。
タイトルのスタイルを選択します
表示されたタイトルスタイルの一覧の中から好みのものを1つ選択します。選択したタイトルスタイルに応じてビューア上にプレビュー表示がされます。
タイトル文字の編集を行います
文字の入力はビューア上でテキストをタップすると変更できるようになります。内部にテロップとして挿入したい文字を自由に入力しましょう。
文字やテロップの位置を変更する
位置を変更する
文字を挿入すると「T」のアイコンがクリップの上に表示されます。「T」のアイコンがついたクリップをタップすると、文字の位置が変更できるようになります。「上」「下」「中央」というアイコンをタップすることでiMovieによって用意された位置に配置が調整されます。
自由な位置に変更は出来ないのか?
iMovieではマック版でも共通で文字の位置は自由に変更することが出来ない仕様となっています。iMovieによって用意された位置やアニメーションから選択するしか方法がありません。マック版のiMovieに切り替えて編集を行うと、ピクチャインピクチャの機能とPNG画像をうまく組み合わせることで自由な位置にテキストを配置することも可能になります。iPhone版のiMovieでも何かしら方法を考えればできるかもしれませんが、執筆時点では申し訳ありませんがご紹介できる方法がありません。テキストの自由配置に絞って考えるならばiMovieを辞めて他のソフトに切り替えたほうが楽で早い、これだけは確かです。それかマック版iMovieに切り替えましょう。
例えば同じくスマホで無料で使えるAdobeのPremiere Rushなどではテキストの位置やサイズ、角度なども自由に調整が出来ます。
ただテキストの自由配置に加えてiMovieで自動で行われているテキストアニメーションやフォントのデザインもとなると、他のソフトでもゼロから作成するとかなりの手間です。iMovieのテキストは「選ぶだけ」という割り切ったソフトウェアとしての設計概念には納得できる点も多いのではないか思います。