AviUtlで動画編集を行う場合にはBGMファイルも写真や動画と同じように自由に挿入することが出来ます。挿入したBGMや音楽のファイルもカット編集を行ったりボリュームを調整したりと編集を行うことが出来ます。簡単にスライドショーを作成できる初心者向けのソフトや、ネットでスライドショーを作成できるサービスなどでは音楽を変更できないこともありますので、BGMを自由に追加したり編集できるという点も大きなメリットです。このページではAviUtlでのBGMファイルの入れ方と音楽の編集方法についてご紹介しています。
AviUtlに音楽を入れる方法
音楽ファイルもAviUtlでは通常の写真や動画ファイルと同じように好きなレイヤー番号に挿入することが出来ます。通常の一般家庭向けの動画編集ソフトでは音楽やナレーション専用のトラックが分けられており、音楽ファイル用のトラックは1-3個程度に限定されていることがほとんどです。しかしAviUtlでは音楽レイヤーも通常のレイヤーと同じように100個以内であれば別のレイヤーとして挿入することが出来ます。
BGMファイルをお好みのレイヤー番号に放り込みます
写真や動画オブジェクトと同様にレイヤーにドラッグしてBGMファイルを読み込むことが出来ます。
BGMファイルのカットとタイミング調整
動画や写真オブジェクトのカットやタイミング調整と同じように、端をドラッグすることでカットやトリミングが出来ます。ドラッグして位置を移動させることでBGMの開始タイミングの調整も行うことが出来ます。
設定ダイアログからできるBGMの設定
音声オブジェクトをダブルクリックすると設定ダイアログを表示させて、音楽ファイルの調整を行うことが出来るようになります。
音量
音量の項目は文字通り音量のコントロールが出来ます。BGMファイルが元々持っている音量を100として、音量を上げたり下げたりすることが出来ます。
左右
ステレオサウンドの左右のスピーカーへの音の割り振りを調整することが出来ます。
再生位置
再生を開始する位置を指定することが出来ます。タイムライン上で開始位置をドラッグしてトリミングすることで自動的に値が挿入されますが、ぴったり2秒から開始したいなどといったときには秒数を入力することで正確に編集することも出来ます。
再生速度
元々のBGMの速度を100として、早くしたり遅くしたりすることが出来ます。動画全体の長さに合わせてBGMをぴったり合わせるといった編集でも利用する事が出来る機能です。